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■2006年11月20日(月)18:57
テツシ
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人の夢の話など、クソ面白くもないだろうが、それを承知で昨日の晩見た夢の話をひとつ。 MC・エッシャーの絵みたいな夢を見た(そういえば、もうエッシャー展って始まってるのかな)。 多面体の中に自分が閉じ込められている夢。その多面体のスキマから、手を伸ばして外にある綺麗な小川の水を掬おうとしている光景。その小川は下流から上流に向かって流れていて、メビウスの輪みたいにねじれて、また元の場所へと循環している。 小川の水に手を触れるために、檻の外に出ようと馬鹿みたいに暴れる自分を斜め四十五度上から、冷静かつ好奇の目をもって見下ろすもう一人の自分と、その他大勢の一つ目巨人(サイクロプス)の団体御一行様、というあまりにも滑稽な夢。
人間なんかいつでもやめてやる。 でも俺はいつだって人間の暖かさや、したたかさや、ひどい仕打ちに安心してしまう錯覚を持っている。 この世で一番罪が重いのは、いじめる人間でもなく、いじめられる人間でもなく、搾取する人間でもなく、搾取される人間でもなく、騙す人間でもなく、騙される人間でもなく、それを指くわえて面白そうに見ている傍観者達。 そして、俺も同じ。 罪深き傍観者の一人。
でも、幼き頃に出会ったロックンロールやパンクロックに足を引っ張られながら、なんとかここまでやってきてる。 少しでもなにかを発信するために、曲を作り、最低で最高なバンドでベースを弾き、歌をうたう。部屋に寝転がり革命を画策し、誰に見せるわけでもないヘタクソな絵や詩を描き、世間の笑い者になり、同情を買い、無視され、けむたがられ、たまに善意の第三者になり、偉そうに能書きをたれ、悪意に突き飛ばされ、鼻歌まじりに街を歩く。
今日、オアシスのベストに『SLIDE AWAY』が入ってたから買っちまったよ。 堕落の翼を持ち、飛翔し続ける男は今日もロックンロールに騙される。
嗚呼無情! | | |